2023年2月16日放送のフジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」にて、気象学者・藤田哲也さんが特集されていましたね。
飛行機を安全な乗り物に変え、ミスタートルネードと呼ばれる藤田哲也さんが、一体どんな功績を残してきたのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、気象学者・藤田哲也さんの功績や海外での評価について、まとめていきます!

藤田哲也さんってどんなことをしたの?
海外でも有名だった?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
- 海外から見た気象学者・藤田哲也
- 気象学者・藤田哲也の経歴
ミスタートルネード藤田哲也の海外での評価や反応について
2023年2月16日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で、気象学者・藤田哲也さんの特集がされていましたね。
北九州市出身の世界的気象学者・藤田哲也博士。竜巻のメカニズム解明などで大きな功績を遺し「ミスタートルネード」と呼ばれ、スペースLABOでも紹介されています。
— 北九州市観光情報ぐるリッチ!北Q州 (@kcta_sns) February 15, 2023
その藤田博士の足跡がTVで取り上げられます。
奇跡体験!アンビリバボー
【世界の空を安全に変えた日本人】
2/16(木)20時~21時
TNC pic.twitter.com/vIxXi67gea
藤田哲也さんは「ミスタートルネード」と呼ばれ、数々の功績を遺してきた気象学者です!
藤田哲也(ふじたてつや)
1920年10月23日生まれ
福岡県北九州市出身
九州工業大学卒業
東京大学で博士号を取得
博士号を取得後、渡米した藤田さんはシカゴ大学で気象学客員研究員となります。
そこで、ダウンバーストの研究を本格化させるんですね。
ダウンバーストとは…
ある種の下降気流であり、地面に衝突した際の風が災害を起こすほど強いもの。
風速50mを超える突風となる場合もある。
1970年代、高い頻度で墜落事故を起こしていた飛行機は、世界一危険な乗り物と言われていたんですね。
そこで、飛行機事故の原因がダウンバーストであると藤田さんが解明したんです!
ドップラーレーダーを用いれば、ダウンバーストは予測可能であることを立証し、世界各地の空港にドップラーレーダーが配置されることとなりました。
これがきっかけで飛行機事故が軽減し、藤田さんは、
と呼ばれたんですね。
今の時代、飛行機が安全な乗り物となったのは、藤田さんの研究のおかげです^^
この功績は海外で広く知られ、藤田さんは一躍有名となりました。
シカゴ大学へ渡米以降、トルネードや数々の気象現象の研究を重ねてきた藤田さんは、
1965年(45歳) シカゴ大学教授に就任
1989年(69歳) フランス国立航空宇宙アカデミー賞・金メダル
1991年(71歳) シカゴ大学名誉教授
など、海外からも大きく評価されています!


藤田哲也博士は日本で無名の研究者だった?
ミスタートルネードと呼ばれた気象学者・藤田哲也さんは、45歳の時にシカゴ大学教授に就任されました!
その後も、トルネードやダウンバーストについて研究を重ね、海外では大きく評価されていたんですね。
しかし、渡米前の藤田さんは、日本ではあまり評価されていませんでした。
33歳で渡米した藤田さんですが、渡米前は物理学助教授として働いていたんですね。
27歳の時に、藤田さんは、
をします。
福岡県と佐賀県の境目にある「脊振山」で、雷雲の観測をした藤田さんは、
麓の南西から強い雷雲が吹き上げ、山頂上空で秒速20mの強風が吹き、気圧計が大きく変動する
ことに気付きました。
そのことから、
ことを発見したんですね!
なんとこの「下降気流」の発見は、学会初の快挙だったそうです!
藤田さんはこの発見を西日本気象研究会で発表しますが、
ようなんです。
しかしこの発見がきっかけで、藤田さんは渡米することになりました。
当時のシカゴ大学教授が研究内容を知り、シカゴ大学へ招かれたんですね^^
まとめ
ミスタートルネードと呼ばれる、気象学者の藤田哲也さんについて、まとめてみました!
トルネードや気流の研究を重ねてきた藤田さんは、シカゴ大学へ渡米後、ダウンバーストの研究を本格化させました。
そして、飛行機事故の原因がダウンバーストであると突き止め、さらにダウンバーストが事前に予測可能であることを立証したんですね。
そこから、飛行機事故が激変し「世界の空を救った男」として、海外で広く評価されてきました。
71歳でシカゴ大学名誉教授になられたんですね!
日本にいた時代は、学会初の「下降気流」の発見をするも評価されず、まったく見向きもされなかったようです。
しかしその発見が渡米のきっかけともなりました。
飛行機が安全な乗り物となったのも、藤田さんの数々の研究のおかげなんですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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