NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の主人公、鈴子のモデルである「笠置シヅ子」さん。
「ブギの女王」として有名で幸せそうに見えている笠置シヅ子さんですが、生い立ちは複雑だったと言われています。
シヅ子の生い立ちについて気になっている人も多いのではないでしょうか。
ドラマとは違う生い立ちのようですが、どこが違うのか、また本当の家族とは再会したことがあるのでしょうか。
今回は笠置シヅ子さんはなぜ養父母に育てられることになったのか、理由や本当の家族との再会などについて調査しご紹介したいと思います。
- ドラマ「ブギウギ」の鈴子の生い立ちについて
- 笠置シヅ子の生い立ちについて
- 本当の家族と再会したかについて


笠置シズ子の生い立ちは朝ドラとの違いがある
ドラマ「ブギウギ」での鈴子の生い立ち
ドラマ「ブギウギ」での1話目ではすでに鈴子が育っているところから物語が始まります。
鈴子の華々しい舞台での活躍の映像が流れたあと、時を遡って、大正15年に。
大阪・福島で銭湯の看板娘として、登場するシーンから始まります。
両親は父:花田梅吉と、母:花田ツヤ、弟:花田六郎とともに楽しく暮らしています。
すでに育っている為、幼い頃のシーンはなく、生い立ちは描かれていません。
今後、話が進むにつれて生い立ちが描かれるのかもしれません。
笠置シヅ子の生い立ち
笠置シヅ子自身は複雑な生い立ちでした。
笠置シヅ子は父:亀井音吉と、母:亀井うめの元で育ちますが、養父母であり、実父母ではありません。
実母は鳴戸いと、実父は住友菊三郎でした。
生まれは大正3年香川県で生まれました。
しかし、生後間もなく父親が亡くなり、母親は実家に戻ったものの、母乳の出が悪く、偶然出産の為近所に帰省していた女性(亀井うめ)に母乳を分けてもらっていたそうです。
そして、亀井うめが、そのまま自分の実子と一緒にシヅ子を大阪に連れて帰って養女となりました。
うめと音吉は養女であることを隠していて、シヅ子は18歳の時に法事で、自分が養女だったという事を知ります。
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本当の家族との再会は?
シヅ子は、18歳の時に法事で養女だったことを知ったとのことですが、どのような経緯で知ったのでしょうか。
またその際に親と再会しているのでしょうか。
うめは、法事にシヅ子を連れて行きました。
その帰り大阪へ帰る船が天候不良で欠航に。その為しばらく香川に滞在することになりました。
その後、大阪からうめに「すぐ帰ってこい」と言われた為うめだけ先に帰阪しました。
残ったうめは親戚が妙な噂をしているのを聞いてしまいました。
その噂が実母が法事に来ていたという事です。
気になったシヅ子は叔母に詰め寄り事実を知ったのでした。
(シヅ子)わて驚かへんから教えて
(叔母)せやかておうめさんに悪うてなぁ
(シヅ子)お母はんには言わへんから
その時の会話は笠置シヅ子の自伝で語られているようです。
そして、事実を知ったシヅ子はそのまま実母に会いに行ったのでした。
実母の商売は仕立屋で、すぐに見つけて会うことができたそうです。
しかし35.6歳だった実母は痩せていて、陰気な印象を受けたとシヅ子は振り返っていました。
しかし、実母は自分が「母」とは一切話さず、あくまでもシヅ子の小さい頃を知っていたという話だけたんたんと話し、涙も見せなかったそうです。
シヅ子はその話を聞き、特に話すこともなく挨拶もせず、外に飛び出し泣いたそうです。
それを見た実母も罪悪感が生まれたのか、外に出てきて、シヅ子に謝ったのでした。
そしてシヅ子に父親の形見(金無垢の腕時計)の入った小箱を渡し別れます。
シヅ子と実母はこの日を最後に二度と会う事はなかったそうです。
まとめ
今回は笠置シヅ子の生い立ちについて調査しご紹介しました。
- ドラマと本当の生い立ちについては少し違いがあります。(2023.10.7時点)
- ドラマでは両親と弟(ツヤと梅吉と六郎)と幸せに暮らしているような生い立ちが描かれています。
- しかし、笠置シヅ子の生い立ちは複雑で、生みの親と生まれた後に別れています
- 生まれてすぐ父親は亡くなっていて実母は、母乳が出ず、偶然近所で出産していたツヤから母乳を分けてもらっていたそうです。そのままツヤがシヅ子を引き取ることになりました。
- その後18歳の時に法事で実母の存在を知り会いに行きました。
- 最後はその時に実母に会って以来二度と会わなかったそうです。
とても切ないですね。
ドラマでは幸せな生い立ちの様に描かれていますが、本当の生い立ちのシーンは描かれるのでしょうか。
今後の展開を注目しておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。