ディズニープラスで配信中のドラマ「季節のない街」
池松壮亮さん主演のドラマですが、非常におもしろいという声をよく聴き評価も良いと言われています。
原作の山本周五郎さんの同タイトルの短編集を実写化した1970年公開の映画「どですかでん」をさらにリメイクした作品で、脚本・監督を宮藤官九郎さんが担当しています。
今回はドラマの感想まとめや、原作との違いについて調査しご紹介したいと思います。

季節のない街っておもしろいって聞くけどどこがおもしろい?
原作と違いってあるの?
- ドラマ「季節のない街」の評価について
- 原作とドラマの違いについて
「季節のない街」がおもしろいと話題!
ディズニープラスで配信中のドラマ「季節のない街」
本作は、山本 周五郎さんの同タイトル「季節のない街」を実写化した、1970年に公開された黒澤明監督の映画『どですかでん』をさらにリメイクしたものになります。
宮藤官九郎さん脚本・監督の作品で、池松壮亮さん主演、中野太賀さん、渡辺大知さん出演。
テーマは少し重いのですが、クドカン作品とだけあって、出演者のキャラクターが非常に濃くて面白く話題になっています!
「ナニ」から12年…。
ある街には、「ナニ」で被災した人たちが暮らしている仮設住宅がある。
そこに住んでいたのは18世帯もの「ワケあり住人」。
月収12万超えてしまうと、「即立退き」という条件があって、住人たちはギリギリの生活を送っていた。
主人公の田中新助(半助)は、その街で見たもの、聞いた話を報告するだけで最大一万円がもらえるため、軽い気持ちで、この街の住人になる。
そんな主人公・半助こそ 「ナニ」によって何もかも失い、ただ「猫」と生きているだけだった。
ギリギリの生活の中で、「ワケあり」住人らを観察したり、関わっていくことで、次第にこの街の住人たちを好きになっていく。
そんな中、18世帯が住んでいる、仮設住宅が取り壊されるという噂が街に流れはじめる…
8月9日より配信されていますが、視聴した方からは「涙が出るくらいおもしろい」「この作品の為だけにディズニープラス入ったけどその価値あった」「さすがクドカン!」と絶賛の声が多数!
「季節のない街」の評価は?おもしろい理由3選
季節のない街の評価はどのくらいなのでしょうか。
Filmmarksの評価も4.2と非常に高く評価されています!
おもしろいと話題の「季節のない街」ですが、面白い理由は一体何なのでしょうか。
- 宮藤官九郎作品だから
- 出演者が豪華で濃い
- メリハリがしっかりしている
面白い理由①:宮藤官九郎作品だから
最も本作がおもしろいという理由が「宮藤官九郎作品だから」という事です。
宮藤官九郎さんの作品と言えば「あまちゃん」「舞妓Haaaan!」「ごめんね青春」「監獄のお姫さま」「俺の家の話」など、数々の人気作品を手掛けています。
そしてどれも共通するのが「コメディ」であることです。
笑える作品が多いのが特徴ですね♪
そしてクドカン作品にハズレがないことも有名です!
なので「安定におもしろい」というような声が多くあるのだと思われます!
おもしろい理由②出演者が豪華で濃い
2つ目の理由は出演者が豪華で、一人一人が「濃いキャラクター」ということでした。
- 池松壮亮
- 中野太賀
- 渡辺大知
- 三浦透子
- 濱田岳
- MEGUMI
- 荒川良々
- 坂井真紀
- LiLiCo
- 藤井隆
- 片桐はいり
- 皆川猿時
上記出演者名は一部ですが、とにかく豪華ですよね。
そしてMEGUMIさんや坂井真紀さん、荒川良々さん、LiLiCoさんなど個性が強い方が勢ぞろい!
その為見ていて「最高」となっている方が多いようです。
おもしろい理由③:メリハリがしっかりしている
1つ目の理由にも共通するのですが、クドカン作品の人気なポイントはただ「おもしろい」だけではなく、根本的なストーリーがしっかりしています。
笑えるところは大きくコメディに振って、後半戦はしっかり伝えたいことを伝えるというメリハリがしっかりしているので、見やすいという声が多くあります。
今作でもテーマは重たいのですがコミカルに描きつつも、しっかりと重たい部分を表現できるようになっています。
ただおもしろいだけでも内容が伝わらなければ評価されないですもんね。
しっかり伝えたいことは伝わるドラマは見ていて面白いと感じるのでしょう。


原作とドラマの違いはある?
本作は山本周五郎さんの短編集「季節のない街」を1970年に映画化された「どですかでん」をさらにリメイクした作品ですが、それぞれ違いはあるのでしょうか。
- メイン舞台
- キャラクターのイメージ
- 別れや終わりの違い
違い①メイン舞台
原作では戦後が舞台になっていて、住むところを失くした人々を描いています。
しかし、宮藤官九郎さんは「現代では戦争というバラックはない」ということで、でもぎりぎりの生活をしているわけあり住人という部分はそのままにしかたったということで、「仮設住宅しかない」となり、舞台が仮設住宅地となったと話しています!
『季節のない街』に出てくる戦後のバラックは当然もうありません。だとすれば仮設住宅の話になるかなと思いました。
引用元:Newmedia
違い②キャラクターのイメージ
2つ目の違いは登場するキャラクターのイメージや登場シーンが少し違うようです。
原作「季節のない街」や「どですかでん」は六ちゃん(演:濱田岳)が街の外から電車で入ってきて登場していました。
しかし、本作では「ワケあり住人」の一人として、住人での登場となっています!
そして原作では各話に渡って登場するたんばさん(演:ベンガル)も原作では仙人のようなキャラクターでしたが、本作ではのらりくらりなポップさがあるキャラクターのようです。
違い③:別れや終わりの違い
宮藤官九郎さん自身、本作は原作との大きな違いとして「別れや終わりの部分が違う」と話しています。
原作では街もそこに住む人々もこれからもずっとあり続けるという事が描かれているそうですが、本作は「仮設住宅」でいずれは「立ち退き」という期限が目の前に迫っていって、最後には散り散りバラバラになってしまいます。
そもそもの「仮設住宅」=仮の家なので、終わりがあるという事だそうです。
そういった点で人間関係の描き方が多く変わると話していました。
もっとも大きな違いは、お別れや終わりの感覚だと思いました。
原作では街もそこに住む人々もこれからもずっとあり続ける感覚が物語を覆っていますが、仮設住宅の場合は立ち退きの期限が目の前に迫っていって、いつかみんな散り散りバラバラになってしまうことが予告されている。仮設では会いたくなくても人と会わなきゃいけないから仲良くしていたけど、復興住宅に移ったら付き合いがなくなってしまったというお話
引用元:Newmedia




まとめ
今回はディズニープラスで2023年8月9日から配信中の「季節のない街」について評価や原作との違いについてまとめてみました。
- 季節のない街は宮藤官九郎さん脚本・監督の作品で、非常におもしろいと話題!
- Filmmarksの評価も「4.2」と高評価で、視聴した方からはプラス意見ばかりです。
- 面白い理由としては「クドカン作品だから」「出演者が豪華でキャラクターが濃い」「メリハリがしっかりしている」などが挙げられています。
- 原作は山本周五郎さんの短編集「季節のない街」ですが、1970年に黒澤明監督の映画「どですかでん」をさらにリメイクした作品になります。
- 違いは「メインとなる舞台」「キャラクターイメージ」「別れや終わり」が違うようです。
クドカン作品は本当に笑えるだけでなく泣けることもあったりと良いドラマや映画が多いので、
まだ観たことがないという方はぜひ見てみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。