ディズニープラスで2023年8月9日から配信が始まった「スター」新作ドラマ「季節のない街」
山本周五郎さんの「季節のない街」を1970年に黒澤明監督映画化した「どですかでん」をさらにリメイクした作品です。
宮藤官九郎さん脚本・監督で非常におもしろくて話題になっていますが、舞台となっている街はどこなのでしょうか?
季節のない街の撮影場所ってどこ?
あの仮設住宅地は実際にあるの?セット?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
今回は季節のない街のロケ地や仮設住宅地は今もあるのか、セットなのかについてなど調査しご紹介したいと思います。
- 季節のない街ロケ地について
- ロケに使用した仮設住宅地は今もあるのかについて
季節のない街のロケ地は茨城県!
季節のない街は、「ナニ(大震災)から12年経った今でも」仮設住宅に住んでいるワケあり18世帯の人たちと主人公が過ごしていく物語を描いていますが、仮設住宅地などはどこで撮影されているのでしょうか。
撮影はすべて茨城県で撮影!
茨城県で撮影されているようですが、ここからはそれぞれ細かい撮影場所について紹介します。
- 旧行方小学校
- 宮下銀座商店街
- 千波湖
ロケ地巡りも可能なスポットもありますが、旧行方小学校は無断で入れない可能性があります。
必ず自治体などに確認するようにしていただきますようお願いします。
旧行方小学校
行方(なめがた)小学校は1887年に創立された学校で、2009年3月31日に廃校となっている学校です。
基本的な物語が進んでいくメインの仮設住宅地はこの行方小学校で撮影が行われていました。
東京から遠いことが難点で、宮藤官九郎さんは、2か月半のロケの間、土浦のホテルに滞在し、行方小学校との往復をされていたそうです!
宮下銀座商店街
季節のない街では、何度も登場する「宮下銀座商店街」
茨城県の水戸市にある100mほどのアーケード商店街「宮下銀座」で撮影されています。
店数は多くはありませんが、レトロな商店街だそうです。
千波湖
物語の最後には水戸にある大きな湖「千波湖」も登場します。
茨城県水戸市の中心市街地近くに位置する周囲3kmの湖で、春には桜並木の遊歩道があるため人気のある観光地です。
仮設住宅は実際にあるのかセットなのか?
メインのロケ地になっていた、旧行方小学校に仮設住宅地がありましたが、あれは、前々から避難所などとして使用されていたのでしょうか。
それとも今回の撮影のために建てられたセットなのでしょうか。
結論：仮設住宅地は2か月半の為に建てられたセット
宮藤官九郎さんは、VOGUE JAPANのインタビューで、セットにした理由を話しています。
元々は現在使っている、あるいは入居者が既に誰もいなくなった仮設住宅を探していたんです。
でもそんな都合よくは見つからず、「建てるという選択肢もあります」と言われて。
考えてもみなかったけど、生活するわけじゃないから、断熱材も暖房もいらない。
電気も使うところだけに通っていればいい。
そこまでお金がかからないといわれて、建てることになりました。
引用元：VOGUE JAPAN
その結果、濱田岳さん演じる六ちゃんの仮設住宅の壁に絵を描いたり、学校の屋上や校舎の中も使わせてもらえたりと良い判断だったと話しています。
セットだったとは思えないほど凝った住宅地ですよね!
まとめ
今回はディズニープラスで2023年8月9日より独占配信中のスタ―ドラマ「季節のない街」の撮影ロケ地について調査しました。
- 季節のない街の撮影ロケ地は全編茨城県で行われています。
- 主に行方(なめがた)市と水戸市で撮影されていて、「行方小学校(廃校)」「宮下銀座」「千波湖」で撮影されています。
- 舞台の仮設住宅地は、行方小学校に仮設住宅のセットを建てて2か月半撮影されたそうです。
仮設住宅地は本当にリアルに作られていて、実際の仮設住宅を使ったのか思いきやセットだったとは驚きでした。
ロケ地巡りも可能なスポットはありますが、廃校している学校には無断侵入にならないよう、自治体などに確認いただくようお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
